充電回数が少なく済むワイヤレス(Bluetooth)イヤホンが欲しい…。
当方が勝手に抱えている命題の一つで、こういうの探しているんです。
理由は通勤時間が片道1時間40分もかかるので快適なミュージックライフを過ごすためです。
以前、レビューしたSONYのWI-C400は長時間再生だけど壊れちゃったし、新しく購入したAnkerのSound core Life NCは性能はGoodだけど、バッテリー持ちが微妙なところがあります。
こういう製品ないかなぁ…と思ったのですが、大分当方の命題に近い製品がありましたよ!
ズバリ!25時間再生が可能なロングバッテリーで肩掛けワイヤレスイヤホン「WI-C100」です。
今回はこちらの製品を1週間程度使ってみたので、レビューしたいと思います。
長時間移動のおとも!ワイヤレスイヤホンWI-C100
電車の中でバッテリーがなくなると、心折れそうになるので有線イヤホンも持ち歩いています。
通勤・通学の電車はストレスフルなので、体に絡まるイヤホンのケーブルが邪魔に感じることもあります。
そういう意味でワイヤレスイヤホンは超重要!
でも、充電忘れたときのガッカリ感は計り知れません(大げさ?)
そんなときに降臨なさったのが、WI-C100です。
正直、25時間再生できるワイヤレスイヤホンって珍しいんですよ。
見て!このシンプルな梱包!イヤホン、説明書、イヤーピース(3サイズ)しか入ってないんです。
さらに着けていることを忘れる軽さ!
流石、SONY!
長時間再生だけじゃない「WI-C100」の長所!
WI-C100ですが、快適音楽ライフに必須な機能・性能がてんこ盛りです!
長時間再生×急速充電
25時間連続再生出来るってことは充電も時間がかかるんでしょ?
いえいえ、そんなことはありません!
10分充電すれば60分再生出来るので、万が一充電を忘れても安心の急速充電です。
因みにフル充電は3時間程度。
当方は1日約3時間は音楽を聞いていますが、7日間使ってもバッテリー残量がまだ20%程度残っています。
この利用頻度なら1週間に1回程度の充電でオッケーです。
防滴でランニングやマラソンにも最適
IPX4相当の防滴性能があるので、多少ぬれても大丈夫です。
以前ご紹介したWI-C400は防滴ではなく、雨の中ウォーキングしていたら壊れました(笑)
そういう弱点が減っているのは有り難いですね。
ノイズ低減性能が優秀!
耳栓一歩手前・・・は言い過ぎかもですが、かなり静か。
ノイズキャンセリングがついているわけでは無いんですが、外部の音を抑える性能は秀逸です。
通勤・通学時に周囲の音が気になるという方も少なくないと思います。
故に結構ありがたい性能です。
失われた高音域を補正するDESS
高音域の音がとにかくきれいで鮮明。
ボリュームを上げると優れた性能が顕著になります。
SONYの独自技術DESSを使っているそうです。
イヤホンへ音楽を転送する際に失われた高音域の情報を補完して音楽を再生できるのです!
360 Reality Audioに対応
SONYのヘッドホン専用アプリ「Head Phones」とWI-C100は連動できます。
イヤホンのチューニング専用アプリと思っていただければ間違いないと思います。
チューニングしたデータを元に360 Reality Audioアプリとさらに連携。
これなかなか面白いアプリで、360度から音楽が聞こえているようなライブ感溢れる音楽体験ができるなんです。
この安価なイヤホンで360 Reality Audioが使えるとおもわなかったのでちょっと驚きました。
以前記事を書いたSONYのウルトラ高いネックバンドイヤホンWI-1000X以来です。
圧倒的なコスパの良さ!
ドヤッ!安くないですか?
因みにショッピングサイトによりますが、3700円前後で販売されていることもあります。
良いところばかりでは嘘くさいので、短所もご紹介します。
くうぅ…!惜しい!WI-C100の欠点
コスパが良いと書きましたが、価格なりの欠点もあるんですよね。
マルチポイントに対応していない
まあ、この価格なので仕方ないかなぁと。
マルチポイントとは複数のデバイスに同時に接続(ペアリング)できる機能のことです。
例えば、スマホの音楽を聞いて、オンライン会議が始まったらノートパソコンでそのまま通話…をシームレスに行うことができるんです。
マルチポイントに対応していないと、スマホのペアリング解除して、ノートパソコンにペアリングし直して…と地味に面倒なんですよね。
マルチポイント欲しかった…むう、残念。
ちょっと安っぽい
リーズナブルではなく、チープの間違いでは?
いえ、言いすぎです。でも、デザインはお値段なりです。
黑、白、ベージュ、青の4色選べますが、個人的にはフォーマルにまとまる黒がオススメ。
青とかちょっと安っぽく見えるんですよね。(青を購入したので間違いなし!)
でも、性能は優秀なんですよ!(必死)
低音域がちょっと今一つ感がある
個人的な見解ですが、高音域はGoodなんですがズンズン来るような低音に関しては物足りなさを感じるかも。
当方が併用しているAnkerのSound core Life NCは高音はともかく、低音がガツンとくる印象。
その差もあってか、顕著に違いを感じます。
当方が聴くのは主にポップスなので、あまり問題なかったりしますが。
存在感が薄くてうっかり落とす…
軽いのと同時に肩に載っていることを忘れてしまうくらいの無重力感…。
ゆえに気が付いたら床に落ちていた…というのを1週間の間に3回はやりました。
イヤホンにマグネットも着いていないので、耳からはずしたらすぐにしまわないと無くすな…と思いました。
これだと不便なので対策をしてみました。
100円均一ストアで販売されているスマホのストラップをつけて落下防止するように改造してみました。
安価で誰でもできるかんたんな改造なのでオススメですよ。
WI-C100の基本の操作方法は?
ワイヤレスイヤホンお使いの方であれば、多分イメージ通りの操作方法だと思います。
なので興味がない方はまとめまで読み飛ばしてください。
電源ON・OFF、再生、ボリューム調整、曲送り
基本操作はこちらです。
ボタン名 | 短押し | 長押し | 2回押し |
---|---|---|---|
+ボタン | 音量+ | 曲送り | ー |
ーボタン | 音量ー | 曲戻し | ー |
電源ボタン 【起動前】 | ー | 電源ON | ー |
電源ボタン 【起動後】 | 一時停止/ 再生 | 電源OFF | 音声 アシスト |
電源ボタン2回押しの音声アシストはGoogleアシスタントや、Alexaなどの音声アシスタントのことを指しています。
WI-C100とスマホとのペアリング方法
かんたんに説明いたします。
電源ボタンを5秒間長押し(起動ガイダンス中も長押し継続)でペアリングモードになります。
Head Phonesが入っていると勝手にデバイス名が表示されるので、以下の手順の通り設定すれば完了です。
音声ガイダンスが日本語で流れるので、素直に操作すれば迷うことはないと思います。
余談ですが接続先デバイスが、WindowsやAndroidの場合、ペアリングモードにした直後に「イヤホンを接続しますか?」とポップアップで聞いてきますので、説明すら不要です。
WI-C100に対応しているスマホ・機器一覧
SONYの公式サイトに対応一覧表があるので、不安な方は自分のスマホが対応しているか確認してもらった方が良いと思います。
この一覧に全てのスマホの機種が書かれてわけではありませんが、参考にはなると思います。Bluetooth搭載機器はたくさんあるので悩ましいですよね。
iPhoneはよほど古い機種でない限りほぼ全機種対応しているし、Androidも大体接続できます。
WI-C100のFAQ
よくあるご質問をまとめてみました。
- WI-C100は同時に何台まで接続できますか?
-
同時接続は1台までです。
- WI-C100の通信距離は?
-
見通し距離で約10m(スマホとイヤホンの間に障害物があると10mは不可)
- wic100のヘッドセットは自動電源offですか?
-
いいえ、手動です。電源ボタン2秒長押しで電源が切れます。
- WI-C100とペアリングがうまくできません。
-
スマホとイヤホン両方を再起動。イヤホンの電源を起動後も5秒長押しすると再ペアリングモードになりますので、設定>Bluetooth接続からもう一度ペアリングできないか確認してください。
それでもペアリングできない場合は、対応機種一覧を確認ください。
参考まで。
SONY ワイヤレスイヤホン「WI-C100」まとめ
ということでWI-C100のまとめです。
スペック
項目名 | 内容 |
---|---|
メーカー | SONY |
機種名 | WI-C100 |
重量 | 19g |
色 | 黒、白、青、ベージュ |
連続再生時間 | 25時間 |
連続通話時間 | 15時間 |
充電時間 | 3時間 |
マイク | 搭載 |
Bluetooth | 5.0 |
対応コーデック | SBC, AAC |
伝送帯域(A2DP) | 20Hz-20,000Hz (44.1kHzサンプリング時) |
イヤーピース | SS、M、LL(各2) |
価格 | メーカー |
イヤホンで最低限欲しい性能機能を満たしつつ、これがあったらさらに良い!の部分も兼ね備えたスペックなのが素敵です。
敢えてここまで書かなかったんですが、マイクも搭載されているので通話も可能です。
最近のイヤホンはマイクが標準で搭載されていることが多いんですよね。
長所・短所
長所 | 短所 |
---|---|
25時間長時間再生 急速充電 防塵防滴 高音域がグッド! ノイズが少ない 360RealityAudio対応 コスパ良し! | マルチポイント非対応 ややチープ感あり 低音域が微妙 落として無くしそう |
以下は当方が期待するイヤホンの5つの機能・性能です。
期待する機能・性能5つ中4つを満たすグッドな製品でした!
これでネックバンド(首の周りを囲むタイプのやつ)なら最高だったんですけどね…。
今、電車の中で一番多い落とし物は完全ワイヤレスイヤホンらしいです。
無くすと悲しいですからね…。
ということで、今回はここまで!
因みにバッテリー持ち限定でいうと、SONYのこのヘッドフォンもいいですよ!
残念パパこと、いのっちでした!
では、また!