皆さんは記録は手書きで残す派ですが、それともパソコンやスマホでデジタルデータとして残す派ですか?
当方は手書きが好きです。
でも、ガジェット大好きな当方は文字データとして残した方が明らかに合理的ということも理解はしています。
当方はアナログもデジタルも捨てられませんでした。
つまり、手書きできてデータも残せる「電子ノート」が当方の出した結論です。
因みにひっそり1年くらい使っています。
ということで、今回はSHARP の電子ノート「WG-S50」をご紹介したいと思います。
電子ノート(デジタルノート)とは?
そもそも論、電子ノートはなんじゃろな?と思う方もいると思うので当方の勝手な見解を述べたいと思います。
と、勝手に定義します。
説明分にさらに調べないといけない単語を書くのは本当は邪道なんですが、Einkについては以下に説明を記載しましたので、気になる方はご参照ください。
何故、電子ノートなのか?
昔はノートを持ち歩いていたのですが、ノートを買い忘れてメモできないことや、ペンを忘れてメモできないという間抜けなことがよくありました。
これが嫌でパソコンを持ち歩いて、タイピングしてデータを残すようにシフトしたんですが弊害がでました。
皆さんにも覚えがあると思うのですが、
そんな経験ありませんか?
手書きにしてみたら、漢字は書けるようになったし、書いた内容も結構しっかり思い出せるようになりました。
凄くいいですよ。
シャープ製 電子ノートWG-S50のスペック
「ノート」や「手帳」という使い方を想定すると結構秀逸なスペックだと思います。
WG-S50の仕様
ディスプレイ:液晶
液晶サイズ:6型(600×800ドット)
寸法:111×155×9.9mm
重量:約285g
ノート:100冊5000ページ
スケジュール帳:1000ページ
駆動日数:30日(1日2時間の使用で)
付属品:スタイラスペン、カバー
価格帯:¥18,300〜18,500(税込)
5000ページのノート機能があるので、紙が切れるという心配は殆どありません。
充電のついでにバックアップとってもいいですしね。
駆動時間が長いのものノート的な意味でいうと重要です。
あまり充電頻度が高い製品だといざというときにバッテリーがない・・・というのはあまり意味がありませんし。
安心して使える品質の高さがこの製品の良いところです。
WG-S50の外観
ノートというよりは手帳がサイズ的には近いですね。
個人的には手帳が欲しいわけではないのでないので、A4かB5くらいのサイズだとより良かったんですけどね。
ただ、小さいのでバッグに入れても邪魔にならないし、片手で持てるのもポイント高いです。
底面には充電とデータ通信用のMicroUSBポートが一つと、スイッチが付属しています。
基本の同梱品はこちらです。
因みに充電ケーブルなども恐らく付属されているのだと思いますが、会社の同僚に中古で譲ってもらったのでその辺はありません。
スタイラスペンはもう少し先が細いものの方が書きやすいのでそこは悩ましいところです。
WG-S50の主な機能
結構いろんな機能が搭載されています。
普通に手書きだけでも十分便利なんですがこんな機能があります。
メモ帳機能
メモ機能には様々な機能が搭載されています。
ペンの太さは5段階で色の濃淡は3段階から選べます。
マーカーも基本同じです。
図形描画は四角、円、直線を描画できます。
この機能の使い方はスタイラスペンで開始位置から終了位置まで範囲指定をすると描画できます。
この機能は意外となれないと難しかったりしますが、液晶画面で描画される様はなぜかとても新鮮です。
タブレットやスマホに慣れているのもあるのかもしれないですが、結構滑らかに図形描画されるので驚きました。
後はスタンプ機能があるのでスタンプを押すことが可能です。
ペン、マーカー、図形描画
コピー&カット&ペースト
用紙選択
分類機能
スケジュール(手帳)機能
基本的にできることはノートと同じなんですが、当然日付が入っています。
そしてなによりも、このスケジュール帳のデザインが数種類用意されているのでお好みのスケジュール帳が作れるのも特徴です。
当方はどうにも手帳を使いこなせないので、実はこのスケジュール機能はほぼ使ったことがないのですが…。
電子ノートデザイン作成
実は自分だけのノートレイアウトを作成可能です。
これはパソコンに専用ソフトをインストールする必要があります。
作るのが面倒…という方は、専用サイトから、新しいノートレイアウトをダウンロードして入れるのも手です。
この辺、こだわりが無いから今まで使ったことはなかったのですが、人によっては便利かもしれないですね。
電子ノートWG-S50の長所短所
とても便利に使っていますが、当然良いところ悪い所はそれなりにあります。
WG-S50の長所
メモ、手帳4年分
バッテリーの持ちが良い
素早く起動する
頭の体操になる
地球にも優しい
何が素晴らしいって、これ1冊で通常の紙のノート数十冊分の容量があることなんです。
だから、地球にやさしい(笑)
そして、充電もあまりしなくて良いので、コスパも抜群です。
実際に使って分かったことは文字を書くのはそれだけで脳みそに本当にいいということでしょうか。
PCでタイピングすると無駄はないけど、文字を書けなくなるし、退化するんだと実感しました。
後は起動の早さが素晴らしいです。
これが、タブレットやスマホだったらそうはいきません。
文字を書くことに特化しているので、起動が早くすぐにメモできるのは必須条件です。
WG-S50の短所
暗い場所だと見づらい
筆圧は感知しない
文字データにならない
値段高い
暗い場所だと見えづらいというか殆ど見えません。
理由は明るいところだと、その光を反射してディスプレイが見やすい仕様になっているためです。
自発的にディスプレイを発光させる仕様にすると、バッテリー消費が激しくなるので意図的にそうしているのだと思います。
後、筆圧検知はしないので文字の太さなどは均一です。
まぁ、絵を描くのが目的の製品ではないので筆圧検知は不要な機能ですが、個人的には欲しい機能の一つです。
後は、やっぱりお値段がそれなりに高いです。
ノート数十冊ではわりに合わないくらいの価格ではあります。
手帳という観点で言えば、ものによっては数冊分程度の差になるかもしれないですが。
でもお値段よりも一番の欠点は手書き文字はあくまで「絵」なので、文字データに変換できないことです。
こればかりは如何ともしがたいです。
まぁ、この手の製品を使うなら取捨選択はどうしても必要です。
電子ノートWG-S50の使用しての感想
1年間使っていますが、特に不便することもなく快適に毎日使用しています。
ただ、頻繁にノートを新規作成しているためかついに先日ノートが100冊を超えてしまい、新しいノートが作れなくなってしまいました。
全然気にしていなかったのですが、バックアップは定期的にとりましょう。
無意味に毎日ノートを作成する運用はノートがすぐに一杯になるのであまりオススメできません。
なので、日々のメモは1冊のノートに追記して、顧客との打ち合わせは新規で1冊ノートを作成しメモするようにしています。
でも、当方が本当に欲しいのはEinkの電子ノートなんです。
最近はSONY、FUJITSU、キングジム、ONYX、楽天などがそれぞれEinkの電子ノートを発表しています。
まだ、少々お値段が高い(3~8万円前後)ので手が出ていませんが、近いうちに1万円代の製品も出てくると思うのでそれを待って購入しようと目論んでいます。
書き心地への追及が進んでおり、筆圧検知も進んでいるので紙に書いているような感覚でメモが取れるようです。
デジタルもいいですが、アナログとデジタルの間の製品も中々おつなものですよ。
その内、Einkの電子ノートについても少し紹介記事を書かせていただこうと思います。
まぁ、議事録を取るならPCの方が圧倒的に楽という噂はありますが…。
では、今回はこの辺で!
以上、残念パパことイノッチでした。
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