【後編】3500円で購入した中古のSONY製Smartwatch3をいまさら使い倒す!

「中古で購入したソニーのsmartwatch3にWear OSのアプリが入れられない…」

Smartwatch3に振り回されること1週間、危うく心折れそうになりました。

前編に続き、後編ではガジェッタ―中級の方向けの記事になります。

何しろ、結構頑張らないとSmartwatch3にアプリすら入れられない状態なんです。

実はGoogle開発者サービスと、WearOSのバージョンが古いことが原因なんです。

これに気がついて対処するのに時間がかかりました。

ということで、お待たせ致しました。

マニアックな解決編の開幕です。

なんの事だかわからないという方は是非、前編もご確認ください!

目次

公式の方法はほぼ無意味

Smartwatch3はサポートが切れているので、色々残念なところはあります。

ということで、公式の方法でバージョンアップできるか試した結果です。

本体の設定からアップデート

Smartwatch3を左スワイプして、設定>端末情報>システムアップデート王道なんですが…

設定
端末情報

「最新の状態です」

いやいやいや、最新ではないよね…。

パソコンからの手動アップデート

WindowsやMac用のソフトも実はあります。

・・・だが、しかし。

Xperia Companion(エクスペリア コンパニオン)というソフトでここからダウンロード可能

この画面から先に進まないんですよね…。

余談ですが、64bitマシンじゃないとこの画面にすら辿り着けません

32bitマシンは動作保証していないそうです。

バージョンアップできないので、どちらでも一緒ですけどね。

やれやれ…。

ただ、公式のツールなので何かあった場合にここから復旧できる可能性があるので念のためPCに入れておくのが吉です!

Smartwatch2を最新バージョンに

さて、初めに宣言しておきますが、ここから先をお試しする場合は自己責任でお願いいたします。

解決方法はADB(Android Debug Bridgeの略)ツールを使うことで、手動で無理やりアップデートが可能でした。

ADBツールとは開発者向けのソフトで、WindowsPCのコマンドプロンプト上で、動作する仕組みのものになります。

Android端末とADBツールの入ったPCを接続して、

別のバージョンのAndroidOSや、アプリを無理矢理インストールしたりすることが可能です。

つまり、これを使って強制的にアップデートしてやろう!という作戦です。

さて、作業のイメージ図はこんな感じです。

手順さえ知っていれば、誰でもできます。・・・動作保証はしませんが。

Smartwatch3のバージョン確認

まずは、バージョンの確認をします。

画面を左にスワイプして設定>端末情報>バージョン情報をタップします。

バージョンをタップ

注目すべきはWearOSのバージョンではなく、Google Play開発者サービスのバージョンです。

ここが古いと本当に何もアプリが適用されなくなるので、まずはここのバージョンアップが必要です。

余談ですが、中古で購入すると初期化(スマートフォンとペアリング解除)したものが届きますよね?

初期化すると、なんとGoogle Play開発者サービスのバージョンは初期値に戻ります。

なので、中古や未開封の新品をゲットしたら、必ず初期値・・・

つまり何もしらないとガッカリスマートウォッチを手に入れた気分になるわけです。

ふっ、そうはさせませんよ!

パソコン側の設定

パソコン側の設定はこちらのサイトを参考にさせていただきました。

まずはADB用のソフト「PlatForm-tool」を以下のサイトからWindowsにダウンロードします。

この画面が出たら赤線の箇所をクリック。

同意して、ダウンロードボタンを押下でダウンロードできます。

ダウンロードしたファイルを解凍して、任意の場所に配置します。

なるべくわかりやすい場所がいいです。当方は「C:¥platform-tools」にしました。

入れたら、以下の画面に従ってWindows側の設定します。

Windowsメニュー横の検索より、「環境変数」と入力して「システム環境変数の編集」をクリック。

「環境変数(N)…」をクリック。

「Path」を選択して「編集」をクリック。

「新規(N)…」をクリック

先程Platformツールをインストールしたパスを入力。(「C:¥platform-tools」)

後は画面の「OK」を押していけば…

これでWindows側の準備は完了です。

GooglePlay開発者ツール最新版のダウンロード

次にGooglePlay開発者ツールの最新版(Smartwatch2が現在対応してる最新)を入れます。

GooglePlay開発者ツールはここからダウンロードできます。

この画面表示されたら、オレンジ色の枠の部分をクリック。

Verifiedって書いてあるの確認してからクリック!

ダウンロードフォルダから先ほど移動した「C:¥platform-tools」に移動してください。

余談ですが、バージョン番号が18.3.85あたりが公式でも最新版だったと思います。

まぁ、公式対応しているバージョンくらいまでなら安心してアップデートできますね。

因みに「.apk」より前の部分を一部削除して、短いファイル名に編集しています。

ファイル名は変えても影響ないので後の作業を考慮して短くしておいた方が吉です。

Smartwatch3の設定

次にSmartwatch3の設定になります。

設定>端末情報>バージョンを開いたら、ビルド番号を7回タップします。

ビルド番号を7回タップ

開発者向けオプションが開放されるので、一つ前の画面に戻り、開発者向けオプションをタップします。

メニューにある「ADBデバッグ」をタップして有効にしたら、続けて「Bluetooth経由でデバッグ」も有効にしてください。

理由は分かりませんが、Bluetooth経由でデバッグも有効にしないと上手く行きませんので設定お忘れなく。

Bluetooth使わない筈なんですけどね。

兎に角、これで下準備は整いました。

アップデート実行

まずは、PCとSmartwatch3をUSBケーブルで接続します。

次にWindowsでコマンドプロンプトを起動します。検索に「cmd」と入力エンター。コマンドプロンプトをクリック。

起動したら、先程ファイルを置いたパスまで移動します。以下、入力。

CD ¥C:Platform-tools

この状態になったら、以下のコマンドを打ちます。

ADB Devices

パソコンに接続されているAndroidデバイスのシリアルNOが表示されるので、コピーしておきます。

ここまで来たら、あと少しです。インストールします。

ADB install -r ファイル名 -s シリアルNO

この画面になったら約10分ほどこのままになるので気長に待ちます。

最後に「Success」と出たら完了です。

では、Smartwatch3のバージョンを確認してみます。

これが最新バージョン

こうなっていれば成功です!

余談ですが、これ以上に新しいバージョンの開発者サービスもありますが、入れないことをオススメします。

端的に言うと正常に動作しなくなります

間違いなく通知は来なくなります(´;ω;`)

用法用量を守ってお試しください。

一応アプリの追加は可能に

一応と言うのがミソです。

結構、アプリ対応してないんですよね。

因みに入れられたのは主にウォッチフェイス系のアプリとGoogle謹製アプリの計算機のみでした。

悲しい…

まさかのGoogleMapsも非対応になっており、GPS搭載してるのに地図表示できないありさまです。

ぐぉううおおお!そうはさせるかぁ!

ということで、再びADBツールの登場です。

Googlemaps

まずはGoogleMapsアプリをダウンロードします。

後は前述のGoogle開発者サービスのバージョンアップ手順と同じで、ADBツールからインストールします!

ドヤッ!

ちゃんと使えましたよ。

格好良い…

いいじゃねぇか!最高だぜ!

google日本語入力も入れてみた

余談ですが、これは入れない方向が良いと思います。

入れると「Gboadにアップグレードしませんか」的なメッセージが出て、固まります。

このアプリがあると、スマートウォッチで文字入力が可能になるのですが、

これのせいで、…電卓が使えなくなりました。

Smartwatch3裏機能「ブートモード」

時計が起動しなくなった時のために、裏モードもご紹介します。

サイドのボタンを長押しで電源を切ります。

USBケーブルを抜いて、サイドボタンを以下の画面が出るまで長押し

上記の画面が出たら、サイドボタンダブルクリックで裏モードの画面が出ます。

DSC_2345

いざというときに、このモードから復旧ができたりするので覚えておきましょう。

fast boot
recovery boot
normal boot

上記から起動モードを選択できます。

サイドボタン短押しで、メニュー選択、ダブルクリックで決定です。

今回は使わなかったのですが、そのうち壊しそうなので、メモ代わりにここに書いていますw

4)Smartwatch3は完成度が高い

まあ、バージョンの古さはどうしても否めないのです。

どんなに頑張っても、心拍や血圧を測れる訳ではありません。

でも、基本的な機能だけでも結構使える部分はありました。

まあ、「OK Google」が使えるだけでも結構便利です。

夜な夜なSmartwatch3を改造をしていたのですが、これ以上は難しそうなので、やめておきました。

寝不足は良くないな…。

ということで、残念パパこといのっちでした。

では、また!

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コメント

コメント一覧 (6件)

  • なかなか読み応えのある記事でした。興味がない人はチンプンカンプンの内容ですが、私には面白い内容です。ADBツールはスマホのSDカード内部ストレージ化で使用したことがあります。開発者サービスのバージョンはAndroid6.0に対応した最新版に合わすってことですかね。

  • id:whisky-coke
    楽しんで頂けたなら幸いです。WearOS Ver.1.5にあった、Google開発者サービスのバージョンに引き上げないと正しく動作しないみたいです。本当はまだ伝えきれてない部分が沢山あるんですけど、文字数が膨らみすぎたので、断念しました。わからない人は本当に置いてけぼりでしょうしね。

  • コストコの投げ売りに釣られ、半年でアップデートがとまりその後マップも使い物にならない状態で3年放置していましたが…
    この記事には本当に感謝しかありません

    • コメントありがとうございます。折角購入したものなので、しっかり使い倒したいですよね。お役に立てたなら何よりです!

  • Wear OSのアップデートからgoogle mapが入らなくなり困っていました。
    このページを見つけて、早速試してみました。
    最初>adb devices でunauthorizedとなってしまいましたが、その時SWR50にデバッグを許可の画面が出ており、「このパソコンからのUSBデバッグを常に許可する」をタップしてから、>adb devicesをすると上手く行きました。
    ちなみにgoogle play開発者サービスは、最新の21.18.16でした。
    残念パパさん本当にありがとうございます。

    • 上手く行ったならよかったです。Smartwatch3側にデバッグ許可の画面が出る事あるんですね。当方が知らない画面がまだまだありそうです。情報ありがとうございます!

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