当方はデジタルノートや電子メモ帳的な物が大好きなんです。
キングジムの「カクミル」は、Einkを採用したデジタルメモ帳ということで、注目していました。
…が、値段を見て秒速で購入を断念した過去があります。
流石に高いですよ…キングジムさん……。
最近(2021/11)になってAmazonをみたら、激安になっており
・・・!
この金額なら圧倒的に買いではないか!
ということで、今回は同じくキングジム製のマメモと比較レビューしたいと思います。
カクミルを使うならこんな人
結構、明確に利用シーンが浮かぶ製品なので、以下該当しないなら不要かもです。
内勤業務で電話に出る人
仕事しながらメモが必要な人
細かい仕事が多い人
地球に優しくありたい人
当方は勿論、「地球に優しく」ありたいと思ってます。
……やめて、そういう顔で見ないで!
どうせ、そういう人間ではありませんよ当方は。
地球にむしろ厳しいくらいです。
でも、冗談ではなくメモ程度なら紙がいらなくなるので、本当に地球には優しいと思います。
あと、電話が多い人にはぱっと起動してすぐかけるメモ帳は貴重です。
紙と違って削除したくないメモはロックもかけられます。
短期的な作業で細かい1日の予定が埋まってしまう人なら、
Todoリストやアラーム機能がついているので、忘れそうな細かい作業をメモして、さっとアラームをセットで分単位で予定が組めます。
電卓もついているので簡単な計算は可能です。でも、ちょっと反応微妙なので大きい桁の計算はオススメしませんが。
使わない時は壁紙をカレンダーに設定しておくととても便利です。
そして、MicroSDが刺さるので、書いたメモを出力する事なんかもできます。
本体側には色々な設定も用意されているので、普通のメモと違って書くだけではなくパスワード設定で関係ない人が内容を確認できないようにもできます。
これだけの機能がついて、2980円(2021年11月現在)で販売されていたりするので、今がお買い時です。
良いところだけ書きましたが、短所もしっかりあるので、次章の比較記事もご覧いただいてから判断でも良いと思います。
マメモとカクミルの比較
ということで、同じくキングジムのデジタルメモ帳「マメモ」と比較してみました。
以前、こちらの記事でもマメモは紹介しているのめっちゃ詳しいです。
さて、性能を比較してみました。
項目名 | カクミル | マメモ |
---|---|---|
画面サイズ | 4.3 インチ | 3.08インチ |
解像度 | 480×800 ドット | 159×256ドット |
本体サイズ | 132×93×41mm | 102×93×36mm |
電源 | 単3電池4本 | 単4形3本 |
重量 | 200g | 130g |
データ保存 | メモ99枚、ToDo30個 | メモ99枚(ToDo含む) |
記録メディア | microSD2~32GB | ー |
起動時間 | 約2秒 | 約0.5秒 |
稼働時間 | 約3ヶ月 | 約6カ月 |
価格 | \15,400(税込) | ¥6,578(税込) |
稼働時間
・・・マメモ意外と優秀のような。
まず、稼働時間がマメモの方が2倍長いです。
カクミルはEinkの割に燃費が悪いのが気になります。
保存容量
衝撃だったのが保存容量ですが、どちらもメモ99枚までなんですよ。
何でここ増やしてくれなかったのかちょっと理解に苦しみます。
メモは正直1000枚くらいできても全然OKです。99枚のメモってあっという間に到達するので、毎回削除するのが面倒だったんですよね。
改善してよ!キングジムさん。
SDカードなんか挿入できなくてもいいからw
起動時間の早さ
もう1つ、マメモに負けているのが起動時間。
これ致命傷かもしれない。
マメモは画面タッチですぐメモできたのに対して、カクミルはまさかの2秒くらいかかるんですよ。
これ使った人なら分かると思うのですが、起動が遅いのは結構キツイ。
電話かかってきて、話始めた頃に起動みたいなタイミングなんですよね。
ちょっと遅い!
ディスプレイの見やすさ
ディスプレイは大きくなって見やすくなったこともあり、カクミルに軍配が上がりました。
後は文字の読みやすさという点においても非常に優れています。
これは本当に良い!。素直にマメモより良いところです。
マメモとカクミル金額について・・・
今だけ(2021/11現在)なのかな?
どちらも\2,980(税込)で手に入るようです。
Einkという技術に触れたいなら、このタイミングでカクミル一択です。
ただ、従来のメモ帳として良さを追及するならマメモの方がやや優勢かな・・・。
どちらも通常の価格は結構いいお値段がするので、買うならこのタイミングがオススメですよ。
カクミルの感想
う~~~ん
何だろうな・・・マメモから進化していてほしかった。
勿論、良いところも沢山あるんですよ。
ただ、起動時間が長いとか、メモ帳の保存枚数が99枚とか・・・改善すべき点が改善されていないのが残念です。
Einkに対しての憧れが合った当方としては若干幻滅してしまった感も正直あります。
ただ、手書きのメモやノートってまだまだこれからも需要があると思うんですよね。
だから、その素晴らしさをしっかりユーザーに届けてほしいというのが当方の感想ですね。
折角、デジタルノートの「フリーノ」という製品もあるので、その辺がしっかり活かされた製品になっているといいな・・・と思いました。
キングジムさん目の付け所がすげぇ好きなので、いい商品を作ってくれることを期待します!
ということで、今回はここまで!
残念パパこといのっちでした。
では、また!