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スライムを作る。洗濯糊と水の分量を測りながらな。

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ネットで調べるとゴロゴロと出てくる手作りスライムですが、勿論、我が家でも定番の遊びです。

さて、なんでスライム作りのお話をしているかと言うと、子供の小学校の課題で「自分で興味があることを調べる」という名の丸投げ学習があったためです。

何を調べても良い課題なので、洗濯糊と水の割合を変えるとスライムの性質がどのように変わるか実験したのでご紹介します。

目次

スライムの作り方

スライム作りは基本的に難しい手順は有りませんが、注意すべき点はあるので、その辺を解説していきます。

作り方

まずは材料です。材料は以下の通り。

洗濯糊
ほう砂(ほうしゃ)

どれも薬局で売っているものです。

金額も数百円で手に入るものばかりなのでリーズナブルです。

作り方は洗濯糊適量に水(ぬるま湯)に溶かしたほう砂を加えて混ぜれば完成です。

ほう砂を溶かすのは、ぬるま湯(40℃前後)がベストです。

基本はこれだけなのです。

今回はこの洗濯糊と水の比率を変えることで、スライムの粘度の変化を実験します。

そうそう、保存方法ですが我が家ではジップロック(袋タイプ)に入れて保管しています。

乾燥から防げるし、形状も柔軟に変えられるので保管場所に困りません

注意点

スライム作りにはいくつか注意点があります。

ほう砂水は親が作る

材料に使われている「ほう砂」は地味に劇薬です。

ほう砂水は目に入ると失明する可能性があります。

万が一入ったら流水で洗い流しましょう。

まあ、ほう砂水作りは子供にやらせないで大人が作るのが安全です。

ほう砂はフライパンやなべの洗浄用の薬剤として使われ、その他だと床掃除用のクレンザーなどの材料にも使われています。

基本的には洗浄用に使われるアイテムなんですね。

ほう砂水は作りおきできません

面倒くさくなってほう砂水を作りおきする方も世の中にはいるみたいなんですが、オススメはしません。

ほう砂水は時間が経過すると、再結晶化されて沈殿します。

これをもう一度混ぜようとすると上手く混ざらなかったりします。

ほう砂はぬるま湯で溶けやすくなるので、温度が下がった状態では混ざりづらいようです。

作り置きのホウ砂水だとスライム状にならないことがあります。

都度作るのが無難です。

服についたら早めに揉み洗い

服につくと最悪です。

何しろ、放っておくとカピカピになるので、湿っているうちに揉み洗いしましょう。

これはアウト!

すぐ洗えば落ちますので。

スライムの粘度を洗濯糊と水の割合で検証

ということで、スライム作りの方法が分かったところで、以下の3パターンで検証を行います。

凝固に使う「ほう砂」に関しては分量は全て同じ(小さじ2)にしてあります。

A:洗濯糊50ml 水0ml

実験のためにわざと水をなしにしています。

一応固まりましたが、水無しだと異様に固くて、ボロボロと崩れます。

これで分かったと思いますが水がないと粘度が無くなり、崩れてしまいます。

B:洗濯糊35ml 水15ml

今度は水も入れました。

洗濯糊より水の割合が低めにしてあります。

やや固めではありますが弾力も程よくあって良い感じです。

手にまとわりつく感じもないので、後片付けは楽そうです。

印象としては水まんじゅうみたいなさわり心地です。

この固さだと服にも着きづらいので、親的にはベストな固さと思います。

ドロドロスライムを期待している人には今一つかもしれないですね。

C:洗濯糊20ml 水30ml

洗濯糊より水を多めにしてみたバージョンです。

子供の頃、駄菓子屋とかで売っていたドロドロスライムを思い出しました。

スライムといえば、「これ!」みたいな定番の粘度です。

こいつは楽しいのですが、服に着くといい感じに染み込むんですよね。

まあ、染み込んで揉み洗いすれば落とせるのでそこまで心配はありませんが、少々手間ではあります。

例によって動画にしてみたので硬さの違いを是非動画でご覧ください。写真よりは断然わかりやすいと思います。

他の材料と混ぜて色んなスライムを作る

さて、実験が終了したので我が家で試した様々なスライム+αもご紹介しておきます。

スライム×水性絵の具

スライムの色づけの定番アイテムです。

少し混ぜれば狙った色になるし、良いアイテムではあります。

ただ、欠点もあって絵の具の混ざったスライムが服に着くと染みになりやすいのです。

揉み洗いしたくらいでは色が落ちないケースもあるので個人的にはお勧めしません。

スライム×食紅

こちらも色づけのアイテムです。

こちらも程よく色が着くのでオススメです。

絵の具と違って食紅は水に溶けるので、最悪服に着いても揉み洗いですぐに落ちます。

欠点は食紅が手に着くと中々色が落ちないことでしょうか?

スライム×水性ペン

これが色を着けるなら一番オススメの方法です。

水性の色ペンでスライムをチョンチョンしてこねれば色がつきます。

簡単、お手軽なのが売りです。

食紅と同じで水に溶けるので汚れても対処が簡単です。

欠点は濃い色のスライムになるのに少し時間がかかることです。

多少時間をかければ、このくらいの色にはなるので欠点というほどでもないと思います。

スライム×シェービングクリーム

髭を剃るときに使うあのシェービングクリームです。

スライム作成中にクリームを混ぜると、白くてフワフワしたスライムが作れます。

さわり心地がよいのですが、臭いのが玉に瑕です。

スライム×ラメ

髪の毛に吹き掛けるタイプのラメです。

スプレータイプはラメが細かいので、あまり目立たないのですが普通のラメであれば、キラキラしたスライムになって綺麗です。

スライム×なんかキラキラしたやつ

ラメどころの騒ぎではなく、なんかキラキラした奴をいれるというのもやってみました。

子供が喜びますが、最終的にキラキラした奴ごと捨てることになるのでオススメはできないですけどね。

コストが他と比べると若干高めです。

我が家のスライム遊び風景

我が家では一週間に一回くらいスライム作りをしている感じです。

豪快にベビーバス(もう使ってない)に洗濯糊、ホウ砂水をぶちこみます。

ガシャガシャと皆で混ぜます。

絵具は落ちづらいと自分で言っていたのに入れてしまう、かみさん・・・。

ラメも入れてみました。もう、好きにしてくれ・・・。

まあ、あれです。

この後、大量の洗濯物が出来上がったわけで…。

例によってスライムは作るまでは良いのですが後片付けを考えると面倒ではあります。

かみさんの教育方針は「自由」がテーマらしい(と、当方が勝手に思っている)ので、最近は止めることを諦めました。

子供たちは夢中で遊んでくれるので、細かいことを気にしなければ楽しいですよ。

当方が子供の頃はこの手の遊びをすると、親が嫌がって止められた記憶があるのである意味羨ましいです。

皆さんも是非お子さんと遊んでみてください。

では、また

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