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【前編】壊れたMacBookにChromeOS Flexをぶち込む!

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当方はiPodTouch第一世代をこよなく愛するガジェッターです。

その当時、App StoreのアプリのSDK(iOSアプリの開発キットのこと)が公開されたばかりで、

残念パパ

アプリ開発したろ!

…と、思って購入したのが、Macbook Early2008 カーボンモデルです。

当方の技量だと、結局アプリ開発できず、普通にネットサーフィン専用マシンに成り下がった悲しい思い出があります。

さて、このMacbookですがOSのアップデート中にバチッと電源が落ちてHDDが壊れてしまい、それ以来10年以上眠っていました。

そんな中、GoogleがChrome OS Flexの提供を始めたので、

残念パパ

修理してOSぶちこんだろ!

ということで、今回は「修理」・「インストール」・「レビュー」の三部構成でお届けしたいと思います。

今回は前編の「修理」になります。

興味がない方は次回の中編のインストール編までお待ちください。

目次

ChromeOS Flexの動作環境は?

さて、修理を始める前にChromeOS Flexの動作環境を確認しておきましょう。

①アーキテクチャ: Intel または AMD x86 の 64 ビット互換デバイス
②RAM: 4 GB
③内部ストレージ: 16 GB
④USB ドライブからの起動をサポート

ふむ、当方のMacbook Early2008 カーボンモデルのスペックはこんな感じ。

①Intel Core2 Duo
②RAM:512MB
③ストレージ:128GBHDD(故障中)
④USBからの起動OK

③のHDDはSSDに換装するので問題なし。

メモリは…全然足りねぇな…ということで増設する必要がありそうです。

因みにMacbookはベースメモリ(初期のメモリ容量)と最大メモリ(拡張できるメモリ容量)を公式サイトで公開していますので、分からない方は以下を参照されるのが吉です。

因みにMacbook Early2008 モデルは最大4GBまでメモリ増設が可能です。

この機種あまりに古いのでChromeOS Flexが動作するのか不安でしたが、問題なかったことは先にお伝えしておきます。

Googleの方でもChromeOS Flexを動作確認がとれているもPC一覧を公開していますので、気になる方はこちらをご覧ください。

…Macbook Early2008モデルは載ってませんでしたけどね…。

壊れたMacbook Early2008のHDDをSSDに交換する

Macbook Early2008 カーボンモデル

さて、こちらが噂の壊れたMacbook Early2008 カーボンモデルです。

この子は…汚れめっちゃ着くな…。

撮影前にきれいにしたんですが、あっという間に机の汚れがうつるやつ…。

SSD換装前に準備するもの

脱線しましたが換装にはこちらが必要です。

2.5インチ SATA SSD
プラスドライバー
トルクスドライバー(T6)

トルクスドライバーは「*」形状のネジ専用のドライバーです。

トルクス以外は普通の工具だし、SSDも特段珍しい形状のものではないので、揃えやすいと思います。

トルクスもワークマンとか行けば売ってますし、Amazonでこれ買っておけば大体特殊ドライバーがそろっているので便利です。

SSDはSanDisk製のものを選定…というか、実家に転がっていたものをもらいました。

SanDisk製SATA 2.5インチSSD 256GB

一応、リンク貼ってみたものの、まぁ…あまり高価なものを購入する必要はないと思います。

余ったHDDでもいいし、壊れていないなら修理すら必要ないですし。

SSDへの換装方法

まずは本体裏側のバッテリーを外します。

次に赤丸の部分のプラスネジを順番に外します。

こんな感じで、外枠が外れます。

左にHDDが入っているので、この紙を引っ張るとHDDが出てきます。

HDDはトルクスネジ(*形状)なので、専用工具で固定している治具を外します。

写真にうまく写りませんでしたがトルクスです

こんな風にバラすことができます。

側面に2本ずつネジがあります。

SSDに治具を付け替えて、元通りに挿入すれば、作業完了です。

SSDに治具を付け替えます。

5分で終わる程度の作業です。

元の通りにグッと押し込めばOK

この時代のMacはSSDやメモリの交換が、素人でも簡単にできる構造になっています。

Macbook Early2008のメモリを増設

HDDの近くにメモリも入っているので、合わせて作業をします。

準備するメモリの種類

このMacbookは標準で256MB✕2枚のメモリが挿入されています。

メモリの種類
PC2-5300 DDR2 667 MHz
30 mm (1.18 インチ)
200 ピン

当方所有のMacbook Early2008は第一章で説明の通り、最大4GBだったのでこちらを購入しました。

まあ、しかし昔のOSって凄いですよね。

メモリが512MBでもヌルヌル動いていたわけですしね。

ChromeOS Flexも512MBでサクサク動かんかい!

とは、言いたいです。

メモリの交換方法

STEP
レバーをぐいっと、左に回しまします。
右隣にもメモリ入っているのでお忘れなく
STEP
メモリが出てきます
STEP
新しいメモリを同じ場所に挿入します。
メモリ2GB×2枚=4GB

新メモリの端と端を両指で抑えて、左右均等な力でぐいっと奥まで押し込みます。

これ均等に力入れないとメモリが破損したりするのでご注意を。

因みに結構硬いので思い切りが大事。

STEP
蓋を閉じたら完了
はめてネジを閉めるだけでOK

昔のMacbookって、軽微なカスタマイズは誰でもできるくらい簡単なんですね…。

ということで【中編】ChromeOS Flexインストールへ続く

ChromeOS Flexというと、比較したくなるのがCloudreadyではないでしょうか?

以前こんな記事を書いていますが、

cloudready(※)は数年前から64bitマシン用のインストーラーしか提供してくれなくなっちゃったんですよね。

ChromeOS Flexは32bitマシンにも対応しているので、昔のマシンを引っ張りだして…ができるのが良いところです。

Googleの説明を見る限りはChromeOS FlexのCloudreadyの上位互換みたいですし、機能もChromeOS Flexの方が多いみたいです。

と、マニアックなお話はこの辺にしまして、次回はいよいよChromeOS Flexのインストール編です。

ということで、今回はここまで!

残念パパこと、いのっちでした。

では、また!

※cloudreadyとはNeverware社というgoogleの子会社が開発しているChromiumベースのOSのこと。ぶっちゃけ、ChromeOS FlexもNeverware社が開発しているので、機能差やサービスに違いはあれど、同じ様なOSです。

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