スマホを買い替えました。
SONY製のスマートフォン「Xperia 10 Ⅳ」です。
当サイトの基本方針でほどほどの値段で性能が良いもの…つまりコスパがいいガジェットを紹介するようにしています。
Xperiaって高いんすよ
Xperiaって高いんすよ。(2回目)
でも、ご安心ください。
Xperia10 Ⅳはそれなりのスペックなのに不思議と手に入れやすい価格で流通しているようです。
ということで、今回はXperia10 Ⅳのご紹介をしたいと思います。
Xperia10 Ⅳはこんな人に向いている
ズバリこんな感じの人に向いています。
- 良い音楽を聴きたい
- カメラでの撮影に多少のこだわりがある
- ゲームはあまりやらない
- SONYのイヤホンを持っている
- 手にフィットするサイズのスマホがほしい
- 使用頻度が高いのでバッテリー持ち重視
- 価格はやや抑えめにしたい
ほどほどの価格帯でそれなりにスマホとしては個性のある機能(主に音楽周り)を搭載しているデバイスです。
性能もバランスが良いので快適に使えます。ちょっと重めのゲームには向いていないですが。
価格帯も32,000円~68,000円と幅は広いですが、安く手に入れることもできるのが魅力です。
Amazonでも普通に32,000円前後(2023年5月調べ)で新品が手に入ります。
次の章からこの辺を掘り下げていきたいと思います。
Xperia10 Ⅳの外観
当方が購入したのはブラックです。まずは見た目からチェックしていきます。
正面です。画面が細長いと思いませんか?
通常の6インチのスマホと異なり横幅が狭く作られています。
そのおかげで当方のような小さな手の人間でも持ちやすいのです。
背面はマットな仕上げりで、なかなか上品な仕上がりになっています。
3カメラ搭載で広角レンズと望遠レンズを搭載しています。
右サイドにボリュームキーと電源キーは指紋認証を兼ねています。
左サイドはSDカードとSIMの挿入口になっています。
専用工具が無くても引っ張ればあけられます。
下部にUSB Type-Cポートとマイクは定番のですよね。
そして、特筆すべきは上部にイヤホンジャックがあることです。
最近、Type-Cポートに集約されて少なくなってきているので貴重です。
ブラックはフォーマルに使える安定した色彩ですが、他にもホワイト、ミント、ラベンダーとカラーバリエーションも豊富です。
Xperia10 Ⅳのぐっとくる特長
結構いろいろと特長あります。
決して低くはない性能や機能であるにもかかわらず、リーズナブルな市場価格で販売されているXperia10 Ⅳ。
どういったところが優れているのか特長をご紹介いたします。
スリム×軽量で持ちやすい
手に持ちやすいスリムな筐体を実現しています。
以下は当方がメインで利用しているXiaomi(シャオミ) Mi 11 Lite 5Gです。
項目名 | Xperia10 Ⅳ | Mi11 Lite5G |
---|---|---|
ディスプレイ | 6.0Inch | 6.55Inch |
サイズ | 約67×153×8.3mm | 約75.7×160.5×6.8㎜ |
重量 | 161g | 159g |
Xperia10 ⅣとMi 11 Lite 5Gのサイズを比較してみました。
画面サイズも大きいこともあって、Mi 11 Lite 5Gの方が一回り大きいですね。
手に持った感じは手が小さい当方にはフィットします。
Mi 11 Lite 5Gは画面は大きくて見やすいんですが。気持ち手からはみ出るので持ちづらいんですよ。
カラーバリエーションもフォーマルな黒、白に加えてやわらかな印象のミント、ちょっと上品な感じのラヴェンダーまで揃っているので、好みに合わせてチョイスできるのは素敵です。
かんたんにきれいな画像・映像を撮影できるカメラ
アウトカメラは上から順番に、超広角レンズ、広角レンズ、望遠レンズと役割がことなります。
撮影する被写体に応じて自動的に最適な撮影方法を選択してくれます。
この辺はCyberShotなどのデジタメを手掛けるソニーならではの良さが活きています。
光学2倍ズームも搭載しているので、遠くからさっと拡大してきれいに撮影もできちゃいます。
さらに、デジタル10倍ズームにも対応。
デジタルズームはどうしてもソフト的に拡大するので、画像が粗くなりがちですが、超解像ズーム機能で細部を補正することが可能です。
まぁ、そうはいっても滅茶苦茶きれいになるわけではないので、誤解なきよう。
逆光や夜間の撮影も自動で調整してくれるので、誰でもかんたんにきれいな撮影ができます。
でも、個人的に凄いな…と思ったのはマニュアル撮影ですかね。
ホワイトバランス、ISO感度、シャッタースピード、EV値…かなり細かく調整できるし、しっかり設定内容が利いた。
強いていうなら、画素数が1660万画素と昨今のスマホの中だと控えめな点でしょうか?
なんですが、画素が多いということは情報量が多いということなので、画像を拡大したときに精細さの違いが出ます。
因みにXiaomi Mi 11 Lite 5Gは5000万画素なので、比較してしまうと、もうちょっと画素数は欲しいところですね。
5000mAhバッテリー搭載で2日間は充電不要
因みに当方は通勤で片道1時間40分程度で電車に乗っている時間も1時間10分と長め。
動画視聴にネットサーフィン、音楽再生とこれでもかってくらい往復で利用します。
でも、家に帰ってきて夜10時に確認すると、60%程度のバッテリー残量があります。
モバイルバッテリーを持ち歩きたくない当方にとってはとても重要な要因です。
さらに、充電も「いたわり充電」機能を搭載しているので、バッテリーの劣化を抑えて充電きでる配慮までされています。
eSIM搭載。物理SIMが不要
物理SIMだと、ナンバーポータビリティやSIMの再発行などの手続きで、SIM到着までの1日程度電話が使えない期間が発生することがあります。
eSIMであれば利用したいMVNO事業者のサービスを申込して、数時間で利用可能になるのでそういった手間がありません。
海外旅行が多い方などはeSIMで現地のサービスを設定するだけなので気楽ですよね。
360°Reality Audioでライブハウスに
Xperiaの設定を少し変えるだけで、有線のイヤホンやBluetoothイヤホンがあっという間にライブハウスに。
何というか…すべての方向から音楽が聞こえる感じ?ライブハウスよりコンサート会場の方が適切かな?
SONY音に対するこだわりが伝わってきます。
そして、最近のスマホから淘汰されつつある3.5mmイヤホンジャックがあるのも流石です。
やっぱりまだ有線の方が音質は良いんですよね。当方が無線イヤホンが好きですが、I LOVE MUSICな人にはたまらない配慮だと思います。
BluetoothイヤホンもSONYの専用アプリ「HeadPhones」が標準装備されていてるので、SONYのイヤホンを所有されている方はすぐに設定できます。
このアプリ、所有者の耳の形を画像で解析して最適な音質になるようにチューニングしてくれたりもします。
イヤホンの機種は選ぶのでその点は注意が必要ですが。
でも、ちょっといい音を聞きたい人にはぐっときますよ。
Xperia10 Ⅳのちょっと残念なところ
良いところがあれば、駄目なところもあるわけで…。
その辺も解説していきます。
やっぱり、本体が熱くなりやすい
Xperiaと言えば…本体が熱くなる…。
これなぁ…。特にカメラアプリを使うと顕著。
夏場なんかはカメラを使うと、温度が高くなったのを理由に機能制限かかったりします。
気休めかもしれませんが、こんなケースを使って放熱に勤しんでいます。
もう、ヒートシンクつけちゃおうか!…と思う程度には暑いです
どの程度効果があるかわからないのですが、放熱してくれるケースを見つけたので一応使っています。
画面最大化で端が切れる。つまり文字小さい
手に持ちやすいスリム体型を目指した結果、縦横比か16:9でも、4:3でもなくなってしまったわけで…。
動画を最大化すると左右に余白ができてしまうし、漫画は特に文字が小さくて読めないので、拡大しながら読むのでちょっとしんどい。。。
小説やビジネス文章を読む文にはいいんですが、漫画は文字も絵になってしまうので如何ともし難いのです。
何かを優先すると何かが犠牲になる…。
まあ、仕方ないかなぁ…。
Xperia10 Ⅳの処理能力
ミドルレンジのモデルなので、動画視聴・ネットサーフィン・読書は極めて軽快に動作します。
項目 | 内容 |
---|---|
CPU | Snapdragon 695 |
メモリ | 6G |
本体容量 | 128GB |
Antutuベンチマークスコア | 39万点前後 |
普段使いで心配することはないと思います。
問題はゲームです。
まぁ、3Dゴリゴリのゲームは向かないですが、設定によっては遊べなくもないレベルです。
当方が毎回確認しているMincraftは軽快に動作します。
原神などの重たいゲームはできなくはないけど、ちょっと厳しいですね…。
Xperia10 Ⅳのまとめ
ということで、Xperia10 Ⅳのまとめです。
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
機種名 | Xperia10 Ⅳ |
サイズ | 約67×153×8.3mm |
ディスプレイサイズ | 約6.0インチ(1080×2520) |
重量 | 約161g |
バッテリー | 5000mAh |
OS | Android12 |
CPU | Snapdragon695 |
メモリ | 6GB |
本体容量 | 128GB |
アウトカメラ | 16mm(超広角):約800万画素 27mm(広角):約1200万画素 54mm(望遠):約800万画素 |
インカメラ | 約800万画素 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
防水 | IPX5/IPX8 |
防塵 | IP6X |
おサイフケータイ | 〇 |
生体認証 | 指紋認証 |
3.5mmオーディオジャック | 〇 |
SIM | nanoSIM/eSIM |
SDカード | MicroSD(最大1TB) |
価格帯 | ¥32,000〜68,000 |
長所・短所
メリット | デメリット |
---|---|
スリム✕軽量 音楽は高品質 カメラほどほどに良い バッテリー長持ち eSIM搭載 イヤホンジャック有 価格帯も丁度良し カラバリ4色! | 画面最大化で端切れる 文字が小さくなりがち 本体熱くなりやすい |
なかなか、良い製品でしよ?
妙に安いのはおそらくSoftBankで端末一括でお安く手に入るタイミングがあったんだと推測しています。
出回っている端末がSoftBank製でSIMロック解除済み品が多いんですよね。
こんだけ機能・性能を搭載しててこの価格は破格ですよ。
素敵な端末を手に入れてウハウハしているので、もう少しマニアックな使い方がないか模索したいと思います。
個人的にオススメはサイドセンスです。
画面端の白い棒(?)をダブルタップするとよく使う機能がさっと表示されます。
アプリ起動中でも使えるし、地味に便利なのでご購入の際はお試しください。
ということで、今回はここまで!
残念パパこといのっちでした!
では、また!