我が家はジャガイモ大好き一家です。
いや、本当はそんなことに微塵も思っていません。
でも毎年、市で運営しているジャガイモ畑の区画売りでめっちゃジャガイモを収穫します。
育てるのは農家さんがやるので、本当に収穫するだけなんですよね。
子供的には収穫だけでも十分楽しいと思うのですが、育てるところからやらせてみたらどうだろうか…?
ガチの畑仕事はしたくないけど、軽い気持ちでジャガイモを育てたい…!
そんな我が家のような、ズボラ一家に朗報です。
カルビーからポテチだけでは飽き足らず、原材料から作りやがれ!
という、面白いアイテムが販売されているのでやってみました。
袋で栽培!カルビーのジャガイモ栽培キットは家族にオススメ
畑を借りてジャガイモを栽培する・・・ これを苦も無くやる方が沢山いますが、少なくとも我が家には向いていないな・・・と。
恐らく、野菜を育てたい・・・と思っている多くの方が、まずはじめにぶつかるハードルが
「畑どうするかな?」・・・だと思います。
勿論、「プランターで育てる」など、もう少し手軽な方法もあるんですが、それすら億劫になるのが人間というものです。
ということで、ズボラファミリー向けにカルビーが良いもの販売していました。
袋で育てるジャガイモの土『ポテトバッグ』と種芋2個セット「ぽろしり」です。
この2つだけで、後は必要なものはありません。
そう考えると気楽にジャガイモ栽培できますよね。
ジャガイモの土を名乗っていますが、公式サイトによると、主材料はココヤシピート(ヤシの殻)を主材料としているんだそうです。
つまり厳密には土ではないんですね。
そのため収穫が終わったら「燃やせるゴミ」として処分できます!
ズボラ家族に最適じゃないか…!
これならアパートやマンションでも安心して育てられます。
やるな…!カルビー!
5分でできる!ジャガイモの植え方
説明不要かもしれまんせんが、お手軽さをお伝えするために手順をご紹介します。
この印は片面4箇所あるので、反対側も同じように穴を開けましょう。
これ水はけをよくするための穴です。
穴を開けておかないと、水が溜まって種芋が腐る原因になるので、切り忘れないように注意!
袋の底の方にズブズブと植えます。
後は日当たりの良い場所において、土が乾いたら水をあげればOKです。
誰でもできる簡単作業で、ズボラ一家にオススメな理由が伝わったでしょうか?
植えるのも大事ですが、肝心なのは収獲までしっかり育てることです。
ということで、次章ではジャガイモ栽培のポイントを説明していきたいと思います。
ジャガイモ栽培のポイント
植えた後は多少なりとて、気を付けるべきことがあります。
幸い畑とは異なるので、心配するポイントが少ないのが本製品の良いところ。
栽培の要点だけ記載したいと思います。
ジャガイモの栽培時期はいつごろ?
春作、秋作の2シーズンで栽培が可能です。
【春作】
・2月~3月頃植え付け
・6月収穫
【秋作】
・8月~9月頃植え付け
・11月収穫
適温は10℃~25℃なので、暑すぎたり寒すぎてもダメです。
本記事は春作なんですが、秋にも収穫できるのは良いですね。
補足ですが、連作(収穫完了後に続けてジャガイモ栽培すること)は病気になりやすいので、できないそうです。
秋になったら、また種芋植えて・・・というのはできなさそうです。
水やりは乾いたらあげる程度
水を上げすぎると、種芋が腐りやすくなります。
そのため、土が乾燥したらあげるくらいでオッケーです。
収穫が近くなってきたら、乾燥気味にさせるため、水やりは控えめにします。
収穫が梅雨時期にかぶるので、梅雨に入る前に収穫がベストです。
濡れた土からジャガイモ収穫するのメチャクチャ大変なんですよね…。
まあ、畑じゃないからそこまでではないと思いますが。
日当たりが良い場所にポテトバッグを置く
日当たりの良い場所で育てるのが基本です。
とはいえ、最近は春も秋も暑い日がありますよね。
気温が30度を超えるような日は、日陰に移動させるのがベスト。
あまり暑いとジャガイモ枯れちゃうんですよ。
畑と違って袋に入っているので、暑い日は移動させちゃいましょう!
芽が増え過ぎたら「芽かき」を
芽が土から10〜15cmくらい出たら、「芽かき」をします。
芽かきとは、種芋から芽が3本くらいでているなら、その内の一番元気な芽を残して、余分な芽をハサミで切り落とす作業のことです。
芽かきをすることで、養分が複数の芽に分散するのを防ぎ、大きなジャガイモに育てることができます。
このあたりを抑えておけば、いい感じに育つ…はず!
病気や虫がついたらどうしよう…といった悩みもありますが普通の畑と違うので、その辺はリスク少なめです。
土は準備されたものだし、種芋も正規ルートで手に入れたものであれば、病気の心配もしなくていいですし。
畑だと、畝をどうするとか、土のPH値が適正なのかとか、種芋の扱い方とか…気にしないといけないことが多いんですよね。
そこは基本「水やり」だけに注力すればいいように配慮されています。
ジャガイモ栽培を始めてみて
このシンプルな仕組みは娘にちゃんと響いたようです。
はじめの内はかみさんがお水をあげていたみたいなんですが、芽が出てからは娘が水やりをしているようです。
成果が出ると人間やる気がでますからね。
しかし・・・芽が出てからの成長早い事・・。
ということで1週間後に要らない芽を間引きました。
さらに2週間経過。芽かきしなかったら大変なことに…!
ということで、この後少し葉っぱを間引きしました。
間引きしていいかとかみさんに聞くと、テントウムシの幼虫を育てているからやめてくれと言われる。
…テントウムシの幼虫はアブラムシを食べてくれるので益虫ですが、アブラムシは害虫なんですよね…。
かみさんに「わかった、わかった」といいながら、アブラムシが沢山ついていた葉っぱだけ間引きしておきました(テヘペロ!)
さらに2週間後。大分枯れてきている…。
葉っぱが枯れてきたら収穫時らしいのですが、収穫時期は6月初旬くらいなんですよね。
これ収穫時というか水不足で枯れているだけでは疑惑が…。
このころには子供が飽きていて、水をあげていないことが発覚。
かみさんと当方が気が付いたときに水を上げるという、ジャガイモにとってベリーハードモードに…。
ということで、本当に枯れてしまう前にジャガイモの収穫をすることにしました。
後日談:ジャガイモの収穫できましたが…
ということで、さらに1週間後の日曜日に収穫することにしました。
子供たちにやってもらうつもりだったのですが、予想以上に土が固く抜けません。
大人の力でもかなり固かったので、土をほじりながらジャガイモを探します。
また、一つ出てきた!
…少ない。まぁ、途中から水やりをしてなかったからなぁ…。
折角なので、さっそく食べてみました。
驚きましたが、純粋な土で育てたジャガイモと違って、水洗いすると綺麗なジャガイモに。
これは驚いた。
さて、調理方法はシンプルにふかしてジャガバタにすることに。
バターを載せて
食べたらホクホクでした…!
触感もなんかなめらかで、味も濃厚です。
いい!だけどもっと食べたかったw
秋も収穫可能らしいので、もう一度チャレンジしようかと思っていたのですが…
今年も市のジャガイモ畑の収穫権一区画購入しておいたから!
あ~…やっぱり申し込んでいたのね…。
この話を聞いて、もう一回リベンジだぜ!の気持ちは消え失せました。
我が家は植物育てるの向いてないのかもな…。
とはいえ、収穫までできたのでこどもたちてきにも満足だったようです。
皆さんもライトにジャガイモ育てを楽しみたいならおすすめの製品のなのでお試しあれ!
残念パパこと、イノッチでした!
では、また!