外に出たら結構寒かった。簡単に体を温める方法はないものか…。
と、感じる季節がやってまいりました。
貼るカイロやオイルヒーター、ガジェット系だと手で持てるヒーターなどがあります。
ということで夏前に購入したSONY製のレオンポケット2(Reon Pocket2)にヒーター機能が付いているのでこちらを試してみました。
着るヒーター、ネックヒーター系のガジェットとしてこの子は秀逸です。
実はクーラーよりも役に立つのではというくらいのインパクトがありましたのでご紹介したいと思います。
SONYレオンポケット2スペック
レオンポケット2の仕様はこちらです。
メーカー:SONY
サイズ:約54×20×116mm
重さ:92g
型番:RNP-2/W
Bluetooth:5.0 Low Energy
対応OS:iOS 13以上/Android 8以上
充電池:内蔵型リチウムイオン
充 電:USB Type-C
充電時間:約2.5時間
稼働時間:約4〜1.5時間
価格帯:14,850円(税込)
大きさ、軽さは流石SONYです。稼働時間も申し分ないくらいには使えます。
因みにレオンポケット2機能詳細はこちらの記事でご紹介していますのでよろしければご参照ください。
秋から冬にかけてのレオンポケット2の実力
人間が寒いと感じる体感温度というのはおおよそ15℃以下なんだそうです。
レオンポケット2のヒーター機能を試すなら15℃以下と決めていました。
ということで実験環境はこちら
朝の外気温が素敵に寒かったので実験に丁度良いと思い試してみました。
レオンポケット2の実力をということで、設定4段階に分けてそれぞれの感想を書いていきたいと思います。
ウォームモード レベル1
レベル1に設定した瞬間に首元がホンノリ暖かくなります。
いや、ホンノリでもないですね。結構暖かい。
直接地肌に触れるくらいが丁度いい温度です。
でも、外気温8℃だとちょっと暖かさが物足りない感じですね。
ウォームモード レベル2
地肌にレオンポケットと触れているとちょっと熱い感じです。
服(肌着など)を間に挟むと丁度良い感じです。
首回りから肩周辺にかけて、温かくなっていくのを感じることができます。
外気温8℃なら、このくらいでちょうどよいかもしれないですね。
ウォームモード レベル3
レベル2の時点で結構暖かいので、試す必要もないかと思いましたが念のためレベル3に。
・・・暑いぞ!
首・肩・肩甲骨周りくらいまで凄く暑い。
ていうか地肌に直接触れるのは少々よくないかも。
因みにレオンポケットの表面温度が一定以上の温度になると自動的に温度を下げる構造なので、やけどはしないと思います。
でも、布越しくらいが丁度いい感じです。
ウォームモード レベル4
・・・まだ時期的にちょっと早かったので、0℃前後の時に試したいと思います。
レベル3でかなり熱くなるので、4とか大丈夫かな?という感じです。
ウォームモード Auto
試したところ、レベル調整を自動でしてくれるみたいです。
試した日は朝から結構冷えた事もあり、いきなりレベル3からスタートしてレベルが下がる感じに動作しました。
肌の温度を計測して、レベルを自動調整してくれるので楽ではあります。
その反面、レベルが固定ではないので、稼働時間が読めなくなるのが欠点ですかね。
レオンポケットのヒーター機能の長所・短所
以下はヒーターという観点での長所短所になります。
元々クーラーをメインにして宣伝しているイメージがあるのですが、正直ヒーターとしての性能の方が優秀かも。
レオンポケット_ウォームモード長所
スイッチ入れるとすぐ暖かい
レベル1でもかなり暖かい
着けても目立たない
電池持ちがよい
電車の中が暑ければ冷却!
スイッチ入れるとすぐ暖かい
ウォームモードはスイッチ入れて1秒で温かい!
クーラーモードは雰囲気3秒くらいかかるのですが、ウォームモードは兎に角早いのですぐに体が温まります。
レベル1でもかなり暖かい
長袖の服を着た状態で外気温20℃~16℃付近なら、レベル1のままでも十分に快適だと思います。
私のように暑がりの人間だと、8℃付近でもレベル1で十分かもしれないです。
着けても目立たない
これ意外と重要なんではないでしょうか?
ネッククーラーの記事を書いたときは夏場がターゲットの記事でした。
女性の夏服だとレオンポケット2は服からはみ出してちょっと格好悪いのでオススメできないとコメントしました。
・・・が、冬場であれば襟付きの服が多いし、重ね着もしているので目立たないのです。
バッテリー持ちがよい
駆動時間の公称値はクールモードもウォームモードも同じくらいの時間が書いてあったのですが、クールモードと比べるとバッテリー消費が少ない気がします。
ウォームモードは送風機能が駆動しない分、電池消費が抑えられているのかもしれないですね。
ただ、気を付けないといけないのは最長で4時間の稼働という点です。
1日外で過ごす人には少々稼働時間が短いので、外+中の使い方が基本です。
電車の中が暑ければ冷却!
ヒーター関係ないやん!
と、ツッコミを入れられそうです。
外は寒い、電車の中は暑いという状況を解決できるのがこの製品の優れたところなんです!
通勤している電車が暑いという当方みたいな人種にサイコーの機能です。
レオンポケット_ウォームモード短所
地肌に直接つけると熱い
温まる場所が偏る
金額はやや高め
地肌に直鎖つけると熱い
すぐに体が温まる反面、レオンポケットの金属部分が結構熱くなるので、
肌着の上に乗せるくらいが温度的には丁度良いと思います。
温まる場所が偏る
首の付け根にレオンポケットが設置されるので、首周辺が主に温かくはなります。
後は血を温めているので、全身が温まる仕組みなんですが限界はあります。
指先などの末端なんかは如何ともしがたいところではあります。
金額はやや高め
着るヒーターやネックヒーター的なものはもっと安価に販売されているのも事実。
故にヒーターだけの機能でレオンポケット2を購入すると割高感は正直あると思います。
クーラー機能もセットで考えるとコスパ悪くはないんですけどね。
レオンポケット2を利用するならこんな人に向いている
温かさは整体院や整骨院とかで、体に当てるヒーターみたいな感じです。
なんか気持ちいいんですよね。
レオンポケット2のヒーター機能を利用するならこんな方が向いていると思います。
屋外活動がメインの人の場合だと、稼働時間が最長4時間と短いので途中で電源が切れてしまいます。
ただレオンポケット2は充電しながら使うこともできるので、バッテリーの重さに耐えられるなら屋外での長時間使用もアリではあります。
レオンポケットは夏場のクーラー機能よりも、秋から冬にかけてのヒーター機能が最適な利用法と感じました。
夏場は本当に熱い時期だと、クーラー機能が効果的ではない日があります。
それに、女性などは襟付きの服がないことが多いので着けると、レオンポケットが剥き出しになって見た目格好悪いという欠点もあります。
その点、冬場は服装も厚着になるのでレオンポケットをつけても目立ちません。
しかも着ければすぐに温かいので、寒がりの人にはとても良い製品だと思います。
実は冷え性の女性などに最適な製品なのかもしれないです。
ということで、今回はここまで!
残念パパことイノッチでした!
では、また!