皆さん無線キーボードはお持ちですか?当方は持ってます。
2.4GHzのワイヤレスキーボード、マウスセットです
これを聞いて
あ、Bluetoothキーボードのことか!
…と、思った人は無線キーボードの種類が整理できていません。
紛らわしいですよね。
今回は無線キーボードの種類を解説します。
無線(ワイヤレス)キーボードとは?
文字通りの意味で、ワイヤレス(線がない)キーボードです。
無線キーボードは
のニ種類になります。
別にどちらを選んでも出来ることに大差はありません。
でも、それぞれに特性があるので、用途に合わせて使うのが良いと思います。
Bluetoothキーボード
皆さんもよく聞く無線の代表格、「Bluetooth」です。
Bluetoothの種類に依存しますが、最大300m程度の無線通信が可能です。
とはいっても、遮蔽物があると通信できなくなることが多いので、実運用上は数メートルの範囲で使われることが多いです。
Bluetoothキーボードを利用する場合は、相手側の機器もBluetoothに対応している必要があります。
Bluetooth機器は相手側の機器が何者なのか設定して接続する必要があります。
これをペアリングと呼びます。
ペアリングをすることで初めて1対1で通信出来る状態になります。
無線はその特性上、相手が誰なのか明確にしないと通信出来ません。
有線の場合は接続した相手が線で繋がっているので悩まなくて良いというメリットはあります。
ただ、一度ペアリングをすると、Bluetoothキーボードを起動した際に自動で相手と接続してくれるので、初めのペアリングさえ乗り越えてしまえば、結構らくちんです。
2.4GHz/5GHz帯 無線キーボード
こちらは無線LANと同じ仕組みのものと思ってください。
この機器の特徴は無線キーボードと対になるレシーバーと呼ばれるUSBの子機が付いています。
このレシーバーを接続したい相手の機器に挿入することで、Bluetoothで言うところのペアリングを勝手に行ってくれます。
つまり、USBレシーバーを挿せば使えるという特徴があります。
有線と同じ感覚で使えるので最近はこちらの機器も結構人気です。
Bluetooth、2.4/5GHz帯無線キーボードの長所・短所
Bluetoothキーボードと、2.4/5GHz無線キーボードの長所、短所を簡単に説明していこうと思います。
Bluetoothキーボードの長所短所
短所
主観が入りますが、Bluetoothキーボードは2.4GHz無線キーボードより、相場的に価格が高い印象があります。
実際比較すると1,000円くらい差ありますしね。
そのため、トラックパッドとキーボード一体型の製品が主流です。
また、一度ペアリングしてしまうと、他のスマホやタブレットとペアリングしようと思うと、現在ペアリング中のスマホのBluetoothを切らないと接続できなかったりするので、複数機器で使おうと思うとちょっと面倒です。
といいつつ、最近は3台までデバイスを登録できるキーボードみたいな製品もあるので、複数デバイスでBluetoothキーボードをお使いになりたい場合はそういった製品を選べば問題ありません。
長所
スマホやタブレットに代表される機器で使う場合はこちらの方が使い勝手は良いです。
一度ペアリングさえしてしまえば、後は自動的に接続してくれます。
接続するために別の機器(レシーバー等)が必要ないので、携帯する上で落とし物をする心配がないので安心です。
2.4/5GHz無線キーボードの長所短所
短所
2.4GHz無線キーボードはレシーバーが必要になります。WindowsなどのUSBポートが沢山ある機器は良いのですが、スマホやタブレットのように一口しかない機器では気軽に使えません。
そもそも、microUSBやタイプCポートの形状に対応したレシーバーが存在しません。
どうしても使う場合は、USBハブを経由すると使うことは出来ますが、
「そこまでして使うか?」と
言われると悩ましいところです。
長所
製造コストがBluetoothより安いのか、不思議と安価な製品が多いようです。
後はキーボード・マウスのセット製品も充実しています。USBレシーバー1つ刺すだけで、キーボードもマウスも使えるので、その点は有線よりも優れています。
後はペアリング不要な点が、使う側にとって最大のメリットではないでしょうか?地味にペアリングは心理的なハードルが高いので…。
無線(ワイヤレス)キーボードのまとめ
基本的に、2.4GHz無線キーボードはWindowsやMacなどのPCに向いている製品です。
安価だしお手軽なのが売りです。
Bluetoothキーボードは断然、スマホ・タブレット向けの製品です。
ペアリングの手間がありますが、中にはキーボードに切替スイッチが付いているタイプのものもあり、接続する相手を複数台登録して切り替える仕様の製品もあります。
この辺は一度製品を整理して皆さんにご紹介できればと思っておりますので、気長にお待ちください。
当方は無線キーボード・マウスが異様に好きなので、買いもしないのにアマゾンとか楽天とか…etc、色んなショッピングサイトを渡り歩きます。
そして、値段と仕様に無駄に詳しくなったので記事を書いてみました。
多分、野球好きが勝敗が変わらないのにスポーツニュース番組を渡り歩くのと同じだと思います。
ということで今回はここまで!
残念パパこと、いのっちでした。
では、また!
コメント
コメント一覧 (2件)
Bluetoothにおいて、マウスとキーボードが物理的に分離されているものが使えない、と書かれていますが、そんなことはありません。
Bluetooth規格は、最大7台の機器と同時通信ができます。単純に「マウスとキーボードがセット販売はされていない」というだけであって、別々に自分の使い心地の良いものを買ってペアリングすればマウスとキーボード同時にBluetoothで接続できます。
それから、分類が合っているようで微妙に間違っています。記事ではBluetoothと2.4GHz無線に分類されていますが、Bluetoothも実は2.4GHz帯の電波を使います。だからBluetoothも2.4GHz無線なんですよ。
分類するなら「通信規格がBluetooth準拠が製品独自規格か」という違いです。
最後にスマホやタブレットに無線ドングルを直接挿せないよねという話。それは確かに事実ですが、単純に端子の形状が合えばいいという問題じゃないです。
タブレットやスマホのUSBは、基本「ゲスト側としてパソコンなどに制御『される』」方向性のUSBなんですよ。だからスマホやタブレット自身が「ホスト側として他の機器を制御『する』」側になるためには、機器がUSB OTG対応であり、かつUSB OTGアダプタ(またはケーブル)が必要なのです。端子形状だけ変換アダプタで変換して接続しても、タブレットは無線ドングルを認識しません。
ハブによって接続できるようになるのは、タブレット用のハブがその機能上USB OTGでなければ無意味であって、その機能を内包しているからです。
ご指摘ありがとうございます。確かに迂闊でした。記事を見直したいと思います。