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【レビュー】玩具も障害物を避ける時代。自動走行するチョロQ「Q-eyes」

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自動車といえば衝突防止の自動ブレーキがすっかり主流ですが、チョロQも大分前から衝突を回避できる仕組みを搭載しています。

「プルバックして離す、そして一直線に力尽きるまで走る!」

もはや、そんな時代ではないようです。

ということで今回は、自動走行するチョロQ「Q-eyes」をご紹介したいと思います。

目次

チョロQ「Q-eyes」の自動走行と障害物回避の仕組み

電動モーターを搭載しており、チョロQ本体に蓄電が可能です。

充電台において、10秒チャージすれば約1分間自動走行をする仕組みです。

この製品の凄さは自動走行だけではなく、障害物の回避にもあります。

チョロQ前方に2本の赤外線センサーが搭載されています。

赤外線センサーが障害物を検知すると、前輪が自動的に右左折を行う仕掛けになっていて

自動的に回避してくれます。

下の写真は実際に赤外線センサーが光っているところをとらえた写真です。

矢印の先が赤外線センサー

ちょっと紫っぽいのが赤外線です。実はカメラ越しに赤外線を映すと光っているのが見えるのです。

余談ですが、TVのリモコンを操作しながら、スマホのカメラで赤外線センサーを映すと光っているのが見えます。

面白いので暇なときにでもやってみてください。

「Q-eyes」 スペック

仕様

仕様はこんな感じ。

チャージ時間:10秒
動力:電動モーター
センサー:赤外線

行時間:約1分
充電台:単三電池2本

プルバック方式のチョロQは良くて5秒くらいしか動かないので飛躍的な進化です。

充電台の裏側にビス止めで蓋が付いている

数年使っているけど、この電池変えた記憶がないんだよなぁ・・・。

「Q-eyes」 の価格帯

\2,200~3,500(税込)

意外と安くないでしょうか?

高すぎず、安すぎず。絶妙な価格なので、誰でも手が出しやすいのが素晴らしいですね。

「Q-eyes」の 外観

基本的に充電用の台とチョロQがセットになっています。

充電台にはこのようにセットします。

f:id:rapisino:20191023002746j:plain
こんな感じでセットして使います

赤外線センサーは赤丸の部分にあります。

赤丸の部分が赤外線センサー

裏側は左側ニスイッチ、真ん中の金属部分が電極となっています。

裏側

「Q-eyes」のよくあるトラブルと対処方法

こういう製品なので、意外と思ったように動いてくれないことがままあります。

いくつか、そういったトラブルの内容と解決方法を書いておきます。

障害物を避けない

障害物を避けないケースは複数パターンあります。それぞれ開設したいと思います。

①黒い物体は認識しない

基本的には避けないことはないのですが、黒い物体は赤外線を吸収してしまうためか避けてくれないようです。

それ以外の色なら概ね大丈夫なんですが、黒っぽいものは障害物に不向きです。

②正面にある障害物は避けない

自動車の左右にあるセンサーに障害物を検知すると回避行動に移るのですが、真正面はセンサーが反応しないので回避できません。

まぁ、センサーついてないですからね・・・。

正確には左右のセンサーの死角になっていなければ避けてはくれるので障害物のサイズは少し配慮が必要です。

走行を開始しない

これもいくつかパターンがあります。

①充電する際に電極が接地していない

実際に見てみるとわかるのですが、

チャージ方法

上記のように、電極と電極をしっかり接地して、チョロQを押さえないとチャージされないことがあります。

ちょっとコツが必要というだけなので、遊んでいるうちに慣れると思います。

②充電台の電源がOFF

これも慣れないと結構やらかしてしまうのですが、充電台の電源が入っていない場合です。

よく見ると手間にスイッチが

上記の写真だとわかりづらいかもしれませんが、手前にスイッチがついています。

これがOFFになっていてチャージされないことがあります。

③チョロQのスイッチがOFF

ここにもトラップがあります。チョロQもスイッチがついています。

何故スイッチが必要だったのかわかりませんが、要注意です。

これまた見えづらいのですが、上がChargeで下がOFFになります。

走行しない理由だけでもこれだけあるので、動かない場合は一つずつ問題を解決していきましょう。

上記の①~③で解決しない場合は、いよいよ電池切れを疑ってください。

因みに購入してから電池を一回も変えた記憶がないので、電池を疑うのは一番最後でよいと思います。

車輪は動くが、進まない

これが一番厄介です。

恐らく、持ち上げるとタイヤは回るけど置くと進まないというケースに直面することがあると思います。

自動走行のからくりの一つに「右左折して回避行動をとる」という機能がありますが、そこを担っているのが前輪です。

この前輪はコントロールする部分がちょっとした衝撃で外れてしまうことがあります。

赤丸の部分に洗濯はさみのような形状をしているパーツがあります、

実は車輪と接続している軸の棒を、このはさみが引っ張ることで右左折を実現しています。

このはさみから棒が取れてしまい前輪が制御不能になる場合があります。

これに関しては外れたらピンセットなどで気合で戻していただくしかありません。

因みに左右の車輪ともに同じ構造になっています。

これ、結構元に戻すの面倒なんですよね…。

恐らく、この玩具を買わないと書いてある意味が分からないと思います。持ってる人は同じ苦労をした事があると推測します。

Q-eyesの楽しみ方

コースづくり

Q-eyesは2パターンの動作を設定できます。

この条件を理解して、コースをつくるととても楽しいです。

思った通り走ると嬉しいので、コースづくりをする方もいるみたいです。

上の写真のように円形にブロックを配置するのが一番簡単なコースです。

なるべく入り組んでいる方が楽しいですよ!

思ったよりも種類があるので、自分好みの車体を選べる

我が家にあるのはトヨタの「FJ CRUISER」というやつなんですが、これは初期の頃からある古いモデルです。

他にも日産の「GT-R」とか、ダイハツの「コペン」、スバルの「WRX STI」、など色々種類があります。

もう少し車体が実物に近いとさらにぐっとくるんですけどねぇ…。

でも、選択肢が沢山あるのはコレクターにはたまらないのではないでしょうか?

Q-eyesまとめ

チャージ時間:10秒
動力:電動モーター
センサー:赤外線

走行時間:約1分
充電台:単三電池2本

価格帯:¥2,300~3,980円(税込)
車両の種類があるので選べる
障害物を自動で避ける
速度はそんなに早くはない
コースづくりが楽しい

欠点は充電が少々難しいこと

このおもちゃはコスパが良いと思います。

自動走行するし、障害物を避けてくれるし、綺麗にコースを作ればコース内を気持ちよく走ってくれます。

子供が喜ぶこと間違いなしです。

最後に 「Q-eyes」の動画を撮影したので是非ご覧ください。

夜中におっさんがチョロQの動画を撮影している姿はさぞかしシュールだと思います。

それはさておき、大体30秒くらいの動画なのでサクッと見れますよ。

これは動画じゃないと伝わらない製品だと思ったので頑張って夜中に撮影してみました。

なかなか、面白い動きをするでしょう?

お値段もお手頃価格ですし、勝手に走行して障害物を避けたりするので男の子は凄い喜びます。

当方の長男もこの製品は好きみたいで結構に遊んでいます。

他にも何個か面白い玩具が家に転がっているので、そのうちご紹介したいと思います。

では、また!

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