今回は当方が愛してやまない面白タブレット、LenovoのYoga タブレット2 (8インチ、 SIMフリー対応版)をレビューしてみたいと思います。
個人的にはとても大好きな端末ですが、とても重大な問題も抱えている機種なのです。
なので、レビューはしますが、購入を検討されている方は最新の端末をご購入することをオススメします。
YOGA Tablet 2-830Lスペック
YOGA タブレット2は色んなバージョンがあるので、型番を明記しておきます。
今回のレビュー対象はSIM フリーに対応した「YOGA Tablet2-830L」です。
OS:Android4.4(最大5.1)
CPU:1.33 GHz
メモリ:2 GB
本体容量:16 GB
画面:8 インチ
解像度:1920×1200
SIM :LTE対応、MicroSIM
外部:MicroSD、MicroUSB
バッテリー:6000mAh
重量:431g
価格:15,000円前後
ご覧の通り、そこそこのスペックを兼ね備え、価格も安く、バッテリー容量も大きいです。
このシリーズは
SIMフリー版
Wi-Fi版
10インチ版
Windows版、
AnyPen版
と、いろいろとバリエーションが用意されている面白い機種です。
因みにAnyPen版はボールペンやえんぴつをスタイラスペンがわりに使えるのを売りにしている機種です。
AnyPenは最新機種だと標準装備になっています。
このバリエーションの豊富さ故に型番を明記ましました。
使い勝手に作り手の情熱を感じる機種で個人的には大好きです。この辺は3章でご説明していきたいと思います。
Yoga タブレット2の外観
Yogaタブレットといえば、この独特の形状が最大の特徴です。
Yogaタブレット4つのスタイル
タブレット自体にギミックがついており、後ろの自立スタンドを使うことで、4つのスタイルでタブレットを使うことが可能です。
を順番に説明しておきます。
ホールド
一番普通の使い方です。この自立スタンドの支柱になっている部分が掴みやすくなっているので、ここを持って使う方法をホールドと言っています。
チルト
チルトはソフトウェアキーボードを打つときに便利なスタイルです。この角度が絶妙で、物理キーボードなしでも文字入力がしやすいのです。
スタンド
一番ポピュラーな使い方ができるスタンドモードです。動画を見るときなどに適しています。
娘がYOUTUBEを見るのにこの形状にしていることが多いです。
ハング
文字通り「吊るす」という意味です。見てもらうとわかりますがこんな感じで使います。
イメージはキッチンなどでレシピサイトを見るのに使うようなイメージです。
MicroSD、MicroSIMスロット
MicroSIMカードスロットと、 Microカードスロットは自立スタンドのギミックの裏に隠れています。
さらに蓋がついているので開けてから、各カードを挿入します。(蓋を抑えているのは S字フックです)地味にSDカードの出し入れに便利です。
各種ボタンなど
ボリュームキーと、電源ボタン、MicroUSBポート、そして、外カメラがついています。
因みに外カメラは次の機種以降は回転するギミックが入っており、自撮り、外向き自在に変えられます。この機種は外内カメラ2台付いているので動きませんが特に困りもしません。
Yoga タブレット2の長所
使い勝手が良い
先程説明した4つのスタイルが、使い方に多様性を与えています。自立スタンドは他のメーカーでもやったらいいのにと思うくらい便利です。
また、タブレットの回転に合わせてボリュームキーの音量アップ、ダウンボタンの配置も回転してくれます。
他メーカーのタブレットは回転させてもボリュームキーのアップダウンは固定ですが、この機種は直感的に使えるように向きに応じて可変するのです。
素晴らしい配慮です。
アプリのマルチタスクに対応
まるで、Windowsのウィンドウのようにアプリを多重操作が可能です。
地図を見ながら、Webでお店の詳細を調査みたいなことが、ひとつの画面で確認できます。
使い方アプリが付属している
これを見れば大まかな使い方が分かります。他社メーカーのタブレットと形状が明らかに違うので、戸惑う方向けに配慮されています。
ドルビーオーディオデジタル
ドルビーの技術を、採用しており音質にもこだわっています。イコライザアプリが付属しており、ゲームミュージック、動画再生、音楽再生など、利用シーン毎に設定を、変えることも出来ます。
当方は音質気にしない人ですが、それなりに音質は良いと感じました。
Yoga タブレット2の短所
バッテリーが全然持たない
6000mAhの大容量バッテリーを持っているのですが、1日放置するとバッテリーが殆どなくなっています。スリープモードの時も消耗が激しいようです。
携帯性が悪い
兎に角、バッテリーの巨大さ故に、重いのです。ホールドでグリップし易いけど、長時間持ち続けるのは厳しいというのが本音です。
稀に文鎮化する
これが最大の問題点です。たまに文鎮化します。
文鎮化とは電源が入らなくなることを意味します。
・・・洒落にならないでしょ?当方はこうならないように配慮していたつもりでしたが、ある日突然電源が入らなくなりました。
因みにこの状態になったら、以下試してみてください。
A.電源長押し
B.電源+ボリューム下キー長押し
C.蓋開けて一旦バッテリー外して、つける。
A、Bで治ることも稀にあるので試した方が良いです。ダメならCです。これで復旧しました。
二度と蓋を開けたくないなと思いましたがやってよかったです。理由はわからないのですが、どうもバッテリーと基板の接続部に何等かの問題があるようで、
接続部を外して10秒くらい待ってから再接続すると復旧します。
詳しい方法はLenovo YOGA Tablet2 電源が入らない状態を修復する | ヒト・ログ・ドライブを参考にさせていただきました。
この内容から察するに、恐らく完全に放電されれば自然と復旧するのかもしれません。・・・何か月かかるかわかりませんが。
この欠点さえなければ、とても良い端末なのですが…。
因みに、携帯性は悪いですが家で使う分には悪くないです。とても使いやすいし。
LenovoのYogaシリーズは尖っていて好きです。ずーーっと気になっているのが、Yoga Bookシリーズです。
これ絶対に面白い端末なのでレビューしたいのですが、縁がなくてほぼ触ったこともありません。
さて、色々書きましたがあくまでYogaタブレットの第二世代くらいの機種なので新しい機種では色々改善されていると思います。
中々面白い機種なので興味がある方はご検討してみてはいかがでしょうか?
ということで、今回はここまで。
残念パパことイノッチでした!
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